一緒に自律神経失調症を治そう!

このブログは自律神経失調症からの回復日記です。

自律神経後の再就職

前の会社を退職してから1カ月後、私自身はまだいつ倒れるかわからない、頭痛、痺れ、急な緊張による過呼吸に悩まされながら仕事を探し出しました。

働かなければ食べることも治療することも出来ない。働きの悪くなった頭の中で漠然とその思いだけは感じてました。


どういう仕事に着こうか、何なら出来そうか考えたところ、座ってパソコンを操作する事務職ならなんとか出来そうだと思い。事務職を募集している会社を数社応募しました。


捨てる神があれば拾う神があり、私は運良くある会社の事務職に採用されることになりました。

会社に出社してから毎日は今振り返ってみても地獄でした。

仕事をしてる時もご飯を食べている時も常に頭と身体フラフラしており、机の端を掴んでいないと倒れてしまいそうになってました。

お金を数える時、何度も数え直しが必要でした。仕事のスピードや正確性、電話で相手が何を言っているのか分からない等、今までとは全く違う自分の身体に悲観していきました。

同じような状態で仕事をしている方も多数いらっしゃるかと思いますが、この状態で働いていると会社では何が起こるのか。。。

仕事の出来ない社員に対しては周りから段々とイジメを受けるようになってきます。


自分の体が動けない以上に辛いのは、このイジメでした。心の中では、自分はこんな仕事が出来ないわけじゃないと叫んでいるのです。

ただ、現実は全く出来ない。このギャップの辛さは想像以上でした。私は自分が自律神経失調症だと言わずに働いていたので言い返す事が出来なかったのです。

会社にしてみたら入れた社員が全く仕事が出来ないのは良い迷惑です。私も強くそれを感じておりました。なので少しでも仕事が出来るように毎日毎日歯を食いしばって仕事をしました。


当時は毎日、何でこんな状態で働かなければならないんだと毎日涙してましたが、9年間経って今思うのはあの時働けて、働かせて頂いて良かったな。という思いです。


自分がどんか状態でも、自分を本当に救えるのは自分だけです。

働くというのは生きる事、その中で自分を成長させること。

自律神経失調症になったのも自分を成長させる為、と今では思えるようになりました。


自律神経失調症で日々辛い方も、どうか諦めないで自分の人生を楽しんで、味わって下さい。