原因不明の体調悪さの日々
自律神経失調症で倒れてすぐ、私は近くの内科に行きました。
内科の先生は「自律神経失調症ですね。安定剤を出しておきます」と話しただけで特に症状の説明はしてくれませんでした。
自律神経失調症で倒れた日、一人暮らしの家に戻り動くことも出来ずに激しい頭痛に襲われました。その時は自律神経失調症がどんな病気かもわからず、ベッドの中でうずくまり眠ってました。
一度寝て起きると次に襲ってきたのは激しい寒気でした。
真夏で30度を超えていたのですが、クーラーをつけなくても寒くて寒くて我慢が出来ないほどでした。
水分を取りたくても身体が動くことが出来ず、帰りに買っておいたペットボトルの残り少ない水で少しずつ喉を潤していました。
また、いつのまにか寝ており、明け方5時に目が覚めどうしようもなくなり母に電話をかけ助けを求めました。
その時何故病院にかけずに母に電話をしたのか、今になっても不明ですが、私の心の中で一番頼りになるのが母だった為だと思います。
その日から私は1カ月、激しい頭痛と倦怠感、頭が常にフワフワしている状態になり、まともに考えることも出来ない状態になりました。
診療内科に行って薬出して貰いましたが、出して貰った薬を飲んだ日より一週間、毎日毎日眠くなり食事時以外は常にベッドで寝ている状態になってしまいました。
これは流石にまずいと思い診療内科の医師に電話をしたところ、すぐに飲むのを中止するように言われました。
飲むのを中止した後に起こったのは全身の激しい痺れです。
今でも思い出すと二度と経験したくないのですが正座をしているときに起こる痺れが身体全身に起きました。今まであれ以上の苦しみを味わったことが無いと思うほどの苦しみでした。
三日三晩身体全身の痺れが抜けず、もうこれ以上耐えられないと思ったとき、ようやく身体の痺れが抜けていきました。
その時、診療内科には二度と行かないと決心しました。これが、私の自律神経失調症を長引かせたのかは不明ですが、今段々良くなっている体調を、考えますと私決断は良かったのかなと思います。
ちなみに、私が働いていた会社はもちろん辞めました。その際社長はノラリクラリと私の話を聞かず全部私のせいで、会社は悪くなかったという話になったかと思います。
バイトなのに正社員にするからとこき使われ挙句の果て自律神経失調症になる。
今思っても最悪な社会経験から始まったなあと思います。